デマ信じた民衆が朝鮮人 17人虐殺 藤岡事件「風化させぬ」史実伝える地域の人々
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デマ信じた民衆が朝鮮人 17人虐殺 藤岡事件「風化させぬ」史実伝える地域の人々
  • 미디어기평 기자
  • 승인 2023.11.09 16:15
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<関東大震災100年>㊤デマ信じた民衆が朝鮮人17人虐殺 藤岡事件「風化させぬ」史実伝える地域の人々

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2023年8月7日 10:00(8月21日 15:22更新)

慰霊碑の前で藤岡事件のことを語る成道寺の石垣成海住職(左)と日朝友好連帯群馬県民会議の宮川邦雄事務局長=金田翔撮影

慰霊碑の前で藤岡事件のことを語る成道寺の石垣成海住職(左)と日朝友好連帯群馬県民会議の宮川邦雄事務局長=金田翔撮影

 1923年(大正12年)9月1日に関東大震災が発生してから、今年で100年となります。この自然災害はマグニチュード7・9の激震と大規模火災の発生で、東京・神奈川を中心に大きな被害をもたらしましたが、同時に大規模な人災も引き起こしていました。不安が広がる被災地から「暴動を計画している」「井戸に毒を入れた」「放火をした」などの「流言飛語」が広がり、暴走する自警団ら日本人が多くの朝鮮人や中国人、社会主義者らを残酷な方法で殺害したのです。こうした虐殺事件は関東一円に及びますが、群馬県藤岡町(現・藤岡市)でも朝鮮半島の出身者17人が住民に惨殺された「藤岡事件」が起きました。藤岡では「事件をなかったことにしてはならない」と、事件直後から住民たちが犠牲者の慰霊と史実を伝える活動を続けています。その姿からは事件は過去の問題ではないという切実な思いが伝わってきます。(文化部 中村公美)

関東大震災による虐殺 関東大震災では戒厳令下に「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」などのデマが広まり、自警団や民衆が朝鮮人や中国人を殺害した。発生2日後に内務省(当時)が「朝鮮人が各地に放火」などとする電報を各地方長官に送ったことや、新聞の誤った報道などが混乱に拍車をかけた。正確な数は不明だが、政府の中央防災会議の2008年の報告書は、死者・行方不明者10万5千人余りのうち「1~数%」を虐殺の犠牲者と推定している。一方で、政府はこの問題を正式に認めておらず、小池百合子都知事は2017年以降、都内での虐殺犠牲者を悼む式典に追悼文を送っていないなどあいまいな対応をとり続けている。

■留置場に暴徒殺到

 藤岡事件は地震発生から4日後の9月5日に起きました。震災直後から都内などでデマをきっかけに、朝鮮人らへの虐殺事件が相次いで発生。震災の被災者が旧中山道を北上してくる動きに合わせるように、デマも埼玉、群馬にも拡散し、藤岡の町にも不穏な空気が漂っていたのです。こうした状況を受け、藤岡警察署は対応を協議。朝鮮の人たちの安全を守ろうと、地域に暮らす朝鮮半島出身者を署内の留置場に保護することにしたのです。保護したのは地元で砂利採取の作業員として働く人たちのほか、行商人など全員が男性。しかし、埼玉県内各地で虐殺事件が起きたのに続くように、藤岡でも、5日夕方からデマを信じた住民らが朝鮮人たちの引き渡しを求めて武器を手に藤岡署前に集まってきました。その数は千人超とも数千人とも言われていますが、この集団は次第に殺気を帯びるようになり、同日夜には暴徒化し、警察官を振り切って署内になだれ込みました。...

출처 : https://www.hokkaido-np.co.jp

 

 


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